前回に引き続き第三弾!
アニメや漫画から学ぶ自己統合・インナーチャイルド・エゴ。今回は大人気漫画「ヒロアカ」から学んでいきます。
ネタバレを含みます
デク・死柄木は自己統合のメタファー
自己統合で必ず必要になるのは、悪の自分と戦わず自分自身だと受け入れることです。闇の自分に対して「ありがとう」という気持ちもを持つことも大切だと思います。
NARUTOでは真実の滝での修行する際に登場する悪ナルト、ブレイブストーリーではワタルが運命の塔で戦う相手はもう一人の自分、陰ワタルでした。
ヒロアカでは主人公デクの闇の部分が具現化して登場する事はありません。(唯一登場するとしたら、死柄木から見たデクが闇デク具現化として登場します)
主人公デクの闇の部分の象徴の替わりとして登場するのは死柄木だと思います。
デクと死柄木は自己統合のメタファーだと思います。ビジュアルが似ている二人ですが、OFAを譲渡されたデク、AFOを譲渡された死柄木は対峙する相手となっていると思います。
デクと対峙する関係であるのキャラに爆豪がいますが自己統合とは違い、また違った学びのカップリングなのだと思います(これは私の直感です)
ちなみにアニメのOPやOP曲にも自己統合やインナーチャイルドを感じる部分があり、やはり死柄木を救済しようとするデクは自己統合の象徴だなと思います。
(スピってる人是非是非OP観てほしい🥺そのまんますぎる🥺)
デクのインナーチャイルド
ヒロアカといえば「オリジン(原点)」が有名ですよね。ヒロアカに登場するヒーロー達はそれぞれヒーロになるためのオリジン(原点)を持っています。
ヒロアカの世界では人間は「個性」という能力を持っています。物を浮かせたり、爆発させたり。その個性を活かしてヒーロー達は活躍しています。主人公デクは珍しい「無個性」で生まれます。ヒーローに強い憧れがあるのに無個性ではヒーローにはなれないので、幼少期にしてとても辛い挫折を経験します。そして無個性が原因で幼馴染の優秀な爆豪にいじめられます。
この辛すぎる状況はナルトに似ているなと思います。
デクの場合はこの「無個性」がインナーチャイルドとなり、無個性だったからこそ、それが原動力となり強くなります。
ヒロアカで登場するオリジンはインナーチャイルドのポジティブな面を象徴していると思います。主人公デク以外のキャラでもこの「オリジン」は登場しますが、ポジティブ要素が強いインナーチャイルドです。
死柄木のインナーチャイルド
死柄木のインナーチャイルドは、逆にネガティブ要素が強いというかこれが原因で闇落ちします。
死柄木はデクと同じでヒーローに憧れる少年でしたが、父親に抑圧される幼少期を過ごします。そして崩壊の能力を得て家族全員を殺害してしまいます。
デク・死柄木の自己統合
デクと戦う敵として死柄木はいますが、自己統合の場合は悪の自分と戦ってはいけません。死柄木は殺してしまった方が世の中的には良さそうですが、デクは死柄木を理解して受け入れ救済します。
特に印象に残っているのは歴代のワン・フォー・オールが集まる中で志村菜奈はデクに問います。
「死柄木を殺せるのか」と。デクは難しいし方法も分からないけど「殺さずに助ける」と言います。
死柄木のインナーチャイルドを癒すデク
ヒロアカでは対峙する闇デクは具現化して登場はしませんが、各キャラのインナーチャイルドは何度も出てきます。ヒロアカの終盤、デクと死柄木の戦いの後編はほとんど精神世界の描写になります。
死柄木の深層意識に入りこむと、そこに居たのは幼少期の死柄木でした。これはインナーチャイルドの具現化そのもの🥺死柄木のインナーチャイルドの闇を助けて癒しに来るのはデクなんです。
死柄木のインナーチャイルドに「だから来たんだよ。だから大丈夫だよ」と何度もデクは良います。デクの想いが死柄木の中に流れ混み、死柄木を守っていたエゴを解き解放していきます。
このシーンはお互いの感情が混ざり合い交換しあって自己統合しているなと思います。
精神世界の時に登場する、死柄木のインナーチャイルド(幼少期の死柄木)のを覆っている「たくさんの手」は死柄木のエゴを表しているなと思います。
お茶子・トガは自己統合のメタファー
ヒロアカのヒロインであるお茶子。お茶子とトガも自己統合のメタファーだと思います。
デク同様、お茶子の対峙する存在としてトガが登場します。お茶子がトガと対峙する時、お茶子は自分の感情と何度も向き合わされます。
デクに恋心を隠しているお茶子に対して好きなものに正直に好きと言うトガ。「ボロボロになって戦うデク」はお互いにかっこいいと思うのに、隠すお茶子とデクに思ったことを伝えるトガ。
お茶子とトガのインナーチャイルド
お茶子のインナーチャイルド、オリジンは「人の喜ぶ顔が好きだった」という気持ちです。
対するトガは、好きな人になりたくて血を吸ってしまい「この世界は生きにくい‼️」と自分を守り、本来の自分に蓋をします。ヴィラン連合に居ることで心を保とうとしている姿はエゴに苦しみ戦っているように見えます。自分の外側(世の中)が本来の自分(血を吸ってしまう)が全く受け入れてくれない為に、本来の自分を守る為にエゴが拡張していく。
トガのインナーチャイルドを癒すお茶子
お茶子はトガと戦うのに対し悩み、助けたいという気持ちに変わります。
お茶子はトガと戦い捕まえるのではなく、トガのインナーチャイルドを癒して助け(統合)に行きます。デク・死柄木の自己統合の時と同様に、お茶子とトガは幼少期の姿(インナーチャイルド)です。
最初は拒絶するトガでしたが、最終的には自分の命と引き換えに自分の血をお茶子にあげて助けます。トガ自身もお茶子に「お茶子ちゃんはただ私を捕まえればよかっただけなのに」とお茶子を受け入れます。(統合)
途中で梅雨ちゃんがトガに「あなたを捕まえるより向き合うことは難しい」と言ってますが、まさに自己統合は悪に蓋をして閉ざすより向き合って受け入れる方が難しく苦しいと思います。
エゴを受け入れる
お茶子とトガが戦う回のタイトルが「少女のエゴ」なんです。
トガが何度もお茶子に「そんなのエゴだ‼️」と言うのでお茶子のエゴについてかと思いますが、どちらかといえば“トガのエゴ”だと思います。
一般的に「エゴ」とは自分勝手的なニュアンスで使われるので、スピリチュアル的なエゴとは違います。トガがお茶子に対して「エゴだ!」というのは、生きやすいお茶子に比べて、生きにくい体質に生まれたトガからするとお茶子が自分を助けに来るのも綺麗事や偽善的に感じて発した言葉だと思います。
これはこれで合っているのですが、スピ考察でいくとこの回「少女のエゴ」はお茶子とトガどちらのエゴでもあると思います。
トガのエゴは「好きなものに好意を持って笑顔を見せるとみんな怯える。異常者だと言う。好きな人に可愛くないって思われてしまう」という本来の自分(インナーチャイルド)を隠して守っています。
そんな苦しんでいるトガにお茶子は「あなたの笑っている顔が素敵だと思ったから」と受け入れます。そして「世界一、可愛い」と言います。世間からは笑顔が不気味と言われてきたのにお茶子には素敵だと言われます。お茶子はトガの大きくなったエゴを溶かしていくシーンに見えました。
これをいうのが「人の喜ぶ顔が好きだった」という人の表情を良く見ているお茶子がいうのが尚更良いですね。
自己統合は闇の部分も自分だと受け入れる事ですが、自己統合のメタファーであるお茶子・トガに関しては死にかけのお茶子に自分の血を分け与えるトガの姿は自己統合のメタファーに見える🥺
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